準備運動=じっと伸ばすは、実は間違いだった!?
「よし、久しぶりに走るぞ!その前に準備運動!」
そう言って、アキレス腱を伸ばしてグーッと静止したり、前屈をして痛いのを我慢したりしていませんか?
実はそれ、運動前にはちょっと惜しい、というか逆効果かもしれません。
運動前に筋肉をギューッと伸ばしすぎてしまうと、筋肉が緩んでしまい、逆に力が入りにくくなったり、バネが失われたりすることがあるんです。
冷えて固まったゴムを、いきなり無理やり引っ張るようなもの。
そんな状態で急に動いたら…ゴム(筋肉)がどうなるか、想像するだけで痛いですよね(涙)。
久しぶりに運動する私たちがやるべきなのは、静的ストレッチではなく、動的ストレッチ(動かしながら温める)です!
ラジオ体操をイメージしてください。
反動をつけて、関節を大きく動かしながら、体温と心拍数を上げていく。
これが、サビついた私たちの体を運動モードに切り替えるための正しいスイッチなんです。
- 今日のMISSION
運動前に3分だけ時間をとり、関節を回す動きを取り入れる
たったこれだけ。
ケガをして病院に通うあの面倒くささと痛みを考えれば、3分の投資なんて安いものですよね!
運動不足の体に効く!動的ストレッチ3ステップ
動的ストレッチって難しそう…と構える必要はありません。
要は、主要な関節をグルグル回して、油を差してあげればOKです。
私が実際にやってみて、これなら簡単だし、なんか体が軽くなる!と実感した厳選3メニューを紹介します。
全部やっても3分かかりません!
肩甲骨グルグル(肩こりにも効く!)
まずは上半身から。デスクワークでガチガチに固まった肩甲骨を剥がします。
- 両手を肩に乗せる(肘を曲げて指先を肩につける)。
- 肘で空中に大きな円を描くように、前回し10回、後ろ回し10回。
- ポイントは、肩甲骨同士が背中でくっつくくらい大きく動かすこと!
これ、ゴリゴリ音がしませんか?
肩周りが温まると、腕が振りやすくなって、ウォーキングやランニングのフォームが劇的に良くなりますよ。
股関節ブラブラ(足の動きを軽くする!)
次は下半身の要、股関節です。ここが固いと、腰痛や膝の痛みの原因になります。
- 壁や手すりに片手をついて体を支える。
- 片足を前後に大きくブラブラ振る(10回)。
- 今度は左右(体の前を横切るように)にブラブラ振る(10回)。
- 反対の足も同じように。
力を抜いて、足の重みを感じながら振り子のイメージでやるのがコツです。
「あ、足の付け根が動いてるな〜」と感じられればOK。
これで歩幅が自然と広がり、消費カロリーアップも期待できちゃいます。
その場足踏み&ジャンプ(心臓を起こす!)
最後はエンジン(心臓)を温めます。
- その場で大きく腕を振って足踏み(20秒)。太ももを高く上げる意識で!
- 慣れてきたら、軽くその場でジャンプ(10秒)。つま先でリズミカルに。
いきなり走り出すと息が上がって苦しくなりますが、こうやって徐々に心拍数を上げておくと、ハァハァするのが少し楽になります。
体がポカポカしてきたら、準備完了のサインです!
痛気持ちいいはOK、痛いはNG
最後に、動的ストレッチを行う際の注意点を少しだけ。
つい「もっと大きく動かさなきゃ!」と無理をしがちですが、勢いをつけすぎてイタタッ!となるまでやるのは本末転倒。
- 呼吸は止めない(自然に吸って吐いて)
- 痛い手前で止める
- 体が冷えている朝イチなどは、特にゆっくり始める
特に冬場や、エアコンが効いた部屋で運動するときは、体が冷え切っています。
最初は小さく動かして、徐々に動きを大きくしていくのが、長く付き合っていく自分の体への優しさです。
せっかく始めた運動習慣、ケガで中断するのが一番もったいないですよね。
3分の準備運動をサボらず、万全の状態で気持ちよく汗を流しましょう!
